本記事では、鍼灸院のホームページ作成時に考慮すべきポイントをご紹介します。
成功するホームページを作成するための要因は様々ありますが、今回はその中でも主にコンテンツについて考えていきます。
鍼灸院をこれからオープンする方や、既存の院の集客力向上を目指す方の参考になればと思います。
INDEX
鍼灸は東洋医学の代表的な療法のひとつで、細い針を特定の経穴に刺激することで、身体の調子を整える治療法です。
痛みや不調の緩和、ストレス解消、美容効果など様々な目的で行われますが、医療行為ではないため、特定の疾患の診断や治療を行うことはできません。
薬に頼らず身体自身の治癒力を高めることができるため、副作用の心配が少なく安全性が高い施術なので、現代では西洋医学との組み合わせによる総合的な医療や、健康維持のための予防医学としても注目されています。
人の体に触れて行う施術には、鍼灸院の他にもいくつか種類があります。
その他の施術と比べ、鍼灸院にはどのような特徴があるのかを見ていきましょう。
鍼灸では「人体の不調や病気は、気や血液の流れが滞ることによって生じる」とされる東洋医学の考え方に基づいた施術を行います。
鍼灸師が細い針を用いて経絡(けいらく)と呼ばれる身体のエネルギーパターンを整え、気や血液の流れを促進することで、不調に働きかけます。
一方、整骨院は西洋医学の考え方に基づいた施術を行います。整骨では骨格や筋肉の歪みを整えることを目的とします。
鍼灸師は「鍼(はり)」と「灸(きゅう)」を使い全身にあるツボや皮膚・筋肉に刺激を与え、自然治癒力を高めて病気の改善や予防、健康回復を目的として治療を行います。
「はり師」と「きゅう師」の国家資格を両方持つ東洋医学の専門家です。
整骨院の施術師は「柔道整復師」という国家資格取得者で、定められた条件の中では健康保険扱いで施術を受けることもできます。
鍼灸院は、鍼やお灸などを行うことで健康的な身体を取り戻すことが目的とした療法です。
病院とは異なり、病気を治療するわけではないので医療行為は行いません。
一方、エステサロンは、美容やリラクゼーションを目的とした施術を提供しています。
フェイシャルエステやボディトリートメント、脱毛など、美容や健康を目的とした施術を行っています。
鍼灸院では「鍼(はり)」と「灸(きゅう)」を使い、特定の経穴をピンポイントで刺激していきます。
鍼灸院によっては鍼灸に加えて、ハンドトリートメントを行うところもあります。
エステサロンは手技やマシンにより体に直接触ることで、お客さまの美しさやリラクゼーションを追求し、癒しと満足感を提供します。
ホームページを作成するにあたり、鍼灸院の特徴を理解した上で、自分の言葉で自店のアピールポイントを整理しましょう。
鍼灸院を探していらっしゃる方は、自分の悩みを解決してくれるかどうか、他の施術院と比較して検討します。
他とは違う自店の特徴、強みについても分析をしっかりと行い、集客したいターゲットを明確にした上で打ち出していくべきコンテンツを考えていきましょう。
東洋医学の考え方や経絡療法を基にした施術は、気や血液の流れを整え、身体のバランスを調えることで、不調の緩和や健康に導く効果が期待できます。
薬物を使用せずに自己治癒力を高める施術法のため、副作用の心配が少ない上に自然療法として安全性が高い点もポイントです。
表面的なケアだけでなく原因を追求した施術ができるのも、鍼灸院ならではのメリットとなりますので、鍼灸院が初めての方にも良い点が伝わるコンテンツを用意しましょう。
鍼灸院は治療を受けた方が何度も通うことが多いため、リピート率の高さを強みとする、口コミを積極的に活用するなども有効です。
利用者の生の声や行動(リピート率)は、第三者的な評価にもなるため信憑性が高く人の心理に大きく影響を与えます。
また、鍼灸院の中でも自院の持っている強みが何なのかをしっかりと把握し、尖った特徴として打ち出していきましょう。
その時、来院してほしいターゲットを想定し、そのターゲットに合ったコンテンツを提供することも大切です。
(例:女性の悩みに特化、日常生活へのアドバイス、自身が実践している健康法の発信)
鍼灸院は、一部の都心型店舗を除き、地域に密着した施術院であることが多いため、地域との結びつきは集客や口コミにも影響を与えます。地域住民の方に親近感を持ってもらい、気軽に来院してもらえるように間口を広げることが大切です。
地域性を考慮したWebデザイン、治療院の場所がひと目でわかるような工夫、気軽に来院してもらえるような初回割引やキャンペーンなども活用していきましょう。
その他、地域のイベントに参加したり近隣住民の方とのコミュニケーションを図ったりと、信頼を得ることで、口コミによる来院につなげることもできます。
Webとリアルの両方をうまく活用することで、相乗効果が生まれます。
今回は鍼灸院のホームページを作成する時に考えるべき点をご紹介しました。
今やSNS等の相互コミュニケーションツールの利用も必須になってきていますが、まだまだホームページの果たす役割も大きいです。
下記の項目を意識し、自店のホームページに必要なコンテンツについて考えることから始めてみましょう。
ホームページ制作に関するご要望やお⾒積りなど、お気軽にお問い合わせください。
ヘルスケアWebでは、ライバル調査などの結果を踏まえ、
お客様のホームページの⽬的に沿ったプランをご⽤意させていただきます。