1. 東京外科クリニック様の事業内容やコンセプトについて教えてください。

当院は、腹部外科を専門とする日帰り手術クリニックです。
腹部外科の中でも特に腹腔鏡を使用した鼠径ヘルニアの手術を数多く行っており、その患者さまが８割以上を占めています。
腹腔鏡手術はお腹に数カ所小さな穴を開けて行うため、従来の開腹手術に比べて傷が小さく、回復が早いというメリットがあります。

私たちの使命は、患者さまを何事もなく日常にお戻しすること。
鼠径ヘルニア日帰り手術の専門知識を有する麻酔科医や手術看護認定看護師等と共に、さらなる質的向上を目指して日々研鑽を続けています。

2. アイウェイヴにホームページ制作をご依頼いただいたきっかけについて教えてください。

当院が日帰りの腹腔鏡手術を始めたのは2015年のこと。
当時、他のクリニックでほとんど行われていない手法であったことから、当院は先駆者として成功を収めました。
しかし、次第に他のクリニックも同様の手術を行うようになり、競争が激化するようになってきたのです。
もちろん当院もパイオニアとしての自負はあったのですが、患者さまに選んでいただくためには、「見せ方」や「見え方」にも重点を置かなければならないと感じました。
我々の強みをしっかり表現できれば、負けることはない。
それをどう伝えたらいいのか悩んでいたところ、アイウェイヴさんと出会ったのです。

女性は男性よりも真剣かつ慎重にWebサイトを見てクリニックを選ぶ傾向があります。
「女性の患者さまに安心感を与えられるWebサイトを作りたい」という想いがあったことも、アイウェイヴさんを選んだ大きな理由の一つに挙げられるでしょう。

3. アイウェイヴでリニューアルをされて、いかがでしたでしょうか？感想などありましたらお聞かせください。

以前は医療機関に特化したWebエンジニアさんにお願いしていたのですが、激しい競争を勝ち抜くための戦略や差別化についてはあまり意識していなかったように思います。
そのため、Webサイトの構成やデザインもやや時代遅れな印象でした。
その点、アイウェイヴさんはさまざまな業界に精通した上で、医療にも強いところが励みになりましたね。
また、男性の役員が多い当院において、女性の患者さまの気持ちがわかる女性スタッフの存在は大変心強かったです。
今回のWebサイトは、まさに女性スタッフのみなさんの力でできたと思っています。

制作中は、アイウェイヴの担当ディレクターさんと当院の専属マーケターが、お互いの意見を率直にぶつけ合ってくれました。
意見が一致しない部分もありましたが、当院に対する真剣な想いが感じられてうれしかったですね。
顧客の要望にただ従うのではなく、「集客につながるWebサイトのあり方」に対して確固たる信念を持っているディレクターさんだったからこそ、私も信じて任せられたと思っています。
Web会議だけで進めることもできましたが、直接会って話したいというこちらの要望にも応じていただくことができ、本当によかったです。

4. 制作中、大変だったことや、お気づきの点があればお聞かせください。

私は普段医療に集中しているので、ホームページの制作に関しては当院の専属マーケターや他の役員などにアイウェイヴさんとのやりとりを任せていました。
進行にあたっては、こちら側の意見をまとめつつ、制作スケジュールに合わせて行動するところがなかなか大変だったようです。
また、いろいろ作ってもらってからやっぱり変更…ということもしばしばあったので、アイウェイヴさんには迷惑をかけてしまったなと反省しています。
そんな中でも一つ一つ丁寧に対応してくださったことには、感謝の気持ちでいっぱいです。

5. ホームページ公開後の反響はいかがですか？

反響はとてもいいですね！
全体的に「サイトの印象がとてもよくなった」という声が増えました。
見やすくてわかりやすい、つまりユーザビリティに配慮したつくりになっているところが、「顧客想い」だと感じてもらえるのでしょう。
さらに、これまでの実績や医療に対する真面目さもしっかり打ち出せているので、現時点では非の打ちどころがないサイトだと思います。
当院のロイヤルカスタマーにあたる方々は60～70代が最も多く、そのような患者さまはWebサイトの良し悪しに関わらず当院を訪れてくれます。
今回のリニューアルでは、それ以外の層の方にもリーチしたいと考えていました。
実際ホームページを公開してからは、若年層の患者さまが戻ってきていると感じますね。
そういった意味では、「ユーザビリティとデザイン性に優れたサイトを作る」という当初の目的は達成されたかなと思います。

また、コンバージョンも３倍近くアップしたと聞いています。
時期的なものやWebサイト以外の要素もあるかもしれませんが、診察や手術の予約も２～３週間先までぎっしり埋まるようになりました。

6. 今後ホームページを通してやりたいことなどがあれば教えてください。

長期的に見ると、ブランディングのためにはストーリーテリングが重要だと思っています。
今後は当院のブランドストーリーをしっかりと組み立て、患者さまに向けて発信していきたいですね。
ほかにも、より多くの患者さまにご来院いただけるよういろいろと計画を練っているところです。
具体的になってきたら、特集ページやLPの制作といった発展形も考えていますので、その際はまたアイウェイヴさんにお願いしたいと思っています。

東京外科クリニック様ホームページ
https://www.tokyogeka.com/